ルビーナ|タケダの更年期医薬品の効果は?命の母との違いは?

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タケダの更年期医薬品「ルビーナ」の実力は?

タケダのルビーナ

命の母に続いて人気のある更年期障害の治療薬「ルビーナ」

知名度ではまだ命の母の劣るようですが、薬局で相談するとこちらのルビーナの方を勧められたという口コミもよく耳にします。

 

このルビーナは武田薬品工業(武田コンシューマーヘルスケア株式会社)の製品です。
武田薬品工業と呼ぶより、タケダ漢方と呼んだ方がピンとくる方も多いかもしれません。

 

武田薬品は、タケダ漢方便秘薬などの漢方系のお薬をはじめ、アリナミンシリーズ、風邪薬のベンザブロック、ボラギノール、目薬のマイティア、ビタミン剤のハイシーなど、誰でも知ってる薬をたくさん販売している有名な製薬会社です。

 

創業は江戸時代で230年以上の歴史があり、更年期治療薬のこのルビーナの発売は1974年。
40年以上前からあるお薬です。

 

 

 

ルビーナの種類

 

ルビーナも命の母と同様に2つの種類があります。
1つは更年期障害の治療薬である「ルビーナ」。
もうひとつは「ルビーナめぐり」というもの。

 

 

タケダのルビーナ

こちらが更年期障害用のルビーナ。赤いパッケージになります。

更年期の諸症状全般、ほてり、のぼせ、冷え症、疲労倦怠感、めまい、頭痛、不眠、どうき、むくみ、肩こり、腰痛、便秘などに効果があります。
対象年齢は定められていませんが、閉経前後の更年期の女性が対象になります。
※公式サイトはこちら→ルビーナ


 

ルビーナめぐり

もう一つはこのルビーナめぐり。ピンクのパッケージになります。

このルビーナめぐりは、「冷え性」に特化したお薬です。
体力虚弱で胃腸が弱く、冷え症で貧血の傾向があり、疲労しやすい方に適しており、漢方薬の当帰芍薬散加人参(とうきしゃくやくさんかにんじん)がベースになっています。
成分は赤いルビーナと同じものも多くなっていますが、当帰芍薬散加人参乾燥エキスが入っているのが特徴です。
冷え性以外にも生理痛や頭痛などにも効果があります。
※公式サイトはこちら→ルビーナめぐり


 

ルビーナはこの通り2つの種類がありますが、更年期のために飲む場合は赤いパッケージの方になります。

 

 

ルビーナの成分は?更年期に効果的なワケ

 

更年期に有効な成分としては有名なもので大豆イソフラボンと高麗人参のサポニンがあります。

 

この2つについてはこちらで紹介しています。
大豆イソフラボンの更年期サプリ|おすすめはこれ
高麗人参サポニンのサプリ|更年期におすすめはこれ

 

日本の漢方

ルビーナはこの2つとは異なり漢方処方で「連珠飲(れんじゅいん」という日本で生まれた漢方処方に基づいています。

 

「連珠飲」とはは江戸時代に日本で考案された漢方処方で、「四物湯(しもつとう)」「苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)」の2つの処方を組み合わせたものです。
「四物湯」は、トウキ(当帰)、シャクヤク(芍薬)、センキョウ(川?)、ジオウ(地黄)の4つで、血の巡りを良くして体を温めます。
「苓桂朮甘湯」は、ブクリョウ(茯苓)、ケイヒ(桂皮)、ソウジュツ(蒼朮)、カンゾウ(甘草)の4つで水分代謝や乱れた自律神経の働きを整えます。

 

この2つを組み合わせることによって複雑な症状に対応し、更年期の症状(ほてり、のぼせ、冷え、倦怠感)などを緩和していくというものです。

 

ルビーナの公式サイトではこれをお風呂に例えてうまく説明してくれています。

 

お風呂のように

お風呂に入ろうとした時、上は熱いのに下は冷たい。

でもお風呂を混ぜれば適温になる。

 

これは更年期の症状にも似ています。「体はほてっているのに手足は冷えている」。
体のめぐりを良くすれば更年期のこんな症状も改善できる。

 

これがルビーナの考え方だそうです。

 

ほてり、のぼせ、冷え症、疲労倦怠感といった症状の他にも、めまい、立ちくらみ、どうき、息切れ、貧血などにも効果的です。

 

連珠飲の成分がしっかり入ったルビーナの更年期薬

 

連珠飲

ルビーナはこのように連珠飲の生薬をベースに作られています。

配合量は以下の通りです。

 

四物湯

  • トウキ【当帰】(1500mg)
  • シャクヤク【芍薬】(1500mg)
  • センキュウ【川きょう】(1000mg)
  • ジオウ【地黄】(500mg)

 

苓桂朮甘湯

  • ブクリョウ【茯苓】(2000mg)
  • ケイヒ【桂皮】(1500mg)
  • ソウジュツ【蒼朮】(1500mg)
  • カンゾウ【甘草】(500mg)

 

これらの生薬の名前を見ると、漢方の3大婦人薬といわれる「加味逍遥散(かみしょうようさん)」「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」に使われている生薬がうまく配合されているのがわかります。

 

漢方薬

「加味逍遙散」にはトウキ、シャクヤク、ブクリョウ、センキョウ、ソウジュツなどが入っていますし、
「当帰芍薬散」にもトウキ、シャクヤク、ブクリョウ、センキョウ、ソウジュツが入っています。
「桂枝茯苓丸」にもケイヒ、シャクヤク、ブクリョウが入っています。

 

ジオウ、カンゾウはルビーナ独自の配合成分になります。

 

ルビーナの効果は?

 

ルビーナは更年期障害の症状全般に効く市販薬です。
タケダの臨床実験では、ほてり、のぼせ、冷え性、疲労倦怠感、めまい、頭痛、不眠、動悸、むくみ、肩こり、腰痛、便秘などの更年期の症状に対して改善がみられたという結果が出ています。

 

また効果期間としては比較的早く1週間くらいで何かしらの効果を実感できた人が多かったようです。
ただ、公式サイトで明示されているのは約20日間を目安に服用してほしいとのことです。

 

ルビーナの副作用・飲み合せは?

 

ルビーナは漢方系のお薬ではありますが医薬品ですので副作用の心配は全くないわけではありません。

 

製品説明書に書いてある内容を転記しますと、

 

1.次の人は服用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談すること
(1)医師の治療を受けている人。
(2)妊婦または妊娠していると思われる人。
(3)体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)。
(4)胃腸の弱い人。
(5)下痢しやすい人。
(6)今までに薬などにより発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある人。

 

となっています。

 

副作用については、
皮膚: 発疹・発赤、かゆみ
消化器 :吐き気・嘔吐、胃部不快感、食欲不振、胃部圧迫感、腹痛

 

の可能性があると書かれています。

 

またタケダの臨床実験の中では、悪心・嘔吐、胃部膨満感、胃痛、鼓腸、腹痛・薬疹、食欲不振、などの報告があったようです。
ただし、かなり多くの方の臨床結果の中の症例の一部ですから、普段から胃腸が弱いなどの体質ではない限りそれほど神経質にはならなくていいと思います。

 

 

他の薬やサプリとの飲み合せは?

 

副作用と同時に注意しておかなければいけないのが他の薬との飲み合せです。

 

ルビーナは漢方系のお薬ですので一般の頭痛薬や風邪薬ほどではないですが、一緒に飲んではいけない薬もあります。
特に同じ漢方系のお薬とは一緒に飲むことは危険です。

 

葛根湯などは注意が必要

「他に漢方薬は飲まないからいいかな?」と思っても、葛根湯なども漢方薬がベース。

漢方薬と書いていなくても漢方の生薬が含まれていることもあるので、ルビーナを飲んでいて他に薬を飲む場合はその都度、医師や薬剤師に相談してから服用したほうがいいでしょう。

 

アルコールに関しては、お酒を飲んだ後でも問題はないそうです。
ただし、もちろん飲むときは一緒ではなく、お水かお湯で。

 

 

更年期サプリのほうがおすすめ

命の母も同様なのですが、ルビーナは医薬品です。ですのでサプリメントとは異なり、やはり飲み合せの心配は多少なりともあります。
鎮痛剤や風邪薬のようにその時だけ飲むお薬ならばいいのですが、ルビーナは長期間にわたり飲み続けるタイプのお薬です。
ですので何か他の薬を飲む場合にはその都度薬剤師さんに一緒に飲んでいいか確認したり、他の薬を飲んでいる期間はルビーナの服用を控えたりしなくてはなりません。
これを考えると、飲み合せや副作用の心配がない更年期のサプリメントの方がいいかなあと私は思うようになりました。

 

 

ルビーナの価格(値段)

ルビーナは1回3錠で1日3回になります。

 

価格は
60錠(約6日分):1,382円(税込)
120錠(約13日分):2,462円(税込)
180錠(20日分):3,226円(税込)
252錠(30日分):4,298円(税込)

 

252錠の30日分の場合は1日あたり143円になります。

 

 

命の母とルビーナ、どっちがいいの?

 

更年期治療薬の2大ブランドである命の母とルビーナ。
どちらがいいかは一概には言えませんが、配合している成分量をみると少し驚くことがあります。

 

成分名 ルビーナ 命の母A
 トウキ 1500mg 300mg
 シャクヤク 1500mg 300mg
 センキョウ 1000mg 100mg
 ジオウ 500mg なし
 ブクリョウ 2000mg 175mg
 ソウジュツ 1500mg 100mg
 カンゾウ 500mg なし
 ダイオウ なし 175mg
 コウカ なし 50mg
 カノコソウ なし 207mg
 コウブシ なし 50mg
 ゴシュユ なし 50mg
 ハンゲ なし 75mg
 配合生薬の種類 8種 13種
 配合生薬の分量 8500mg 1582mg

 

※成分量は1日当たりの分量
※命の母はこれにビタミンがさらに入ります

命の母とルビーナ

と、上記の表のようになります。
これを見ると、2つのお薬には共通の成分が多いのですが、1日当たりの有効成分の量としては圧倒的にルビーナが上回っています。
成分の種類としては大きく命の母の方が上回っています。

 

価格的にはルビーナの方が2倍くらい高いのですが、成分の配合量を見るとこれも納得できます。

 

1日で摂取できる生薬の量で考えればルビーナの方に軍配が上がりますが、命の母は珍しい成分カコノソウなども配合。
カノコソウはイライラや倦怠感などの精神的症状にしっかり効果を出すといわれている成分です。

 

ですので一概にどちらがいいとは言えませんが、身体的症状が特に気になり早く正常化したいという場合はルビーナ
じっくりでもいいので精神的症状面でもケアしていきたいという方には命の母がいいのではないでしょうか。

 

 

 

ルビーナ口コミでの評判は?

ルビーナの口コミ評判は?

ルビーナの口コミ評判を調べてみると、短期間で効果を感じることができたという方が多いようです。
また薬局に命の母を買いに行ったら薬剤師さんにこちらを勧められたというケースも。

 

ルビーナは命の母の成分の一部をぐっと凝縮したようなお薬ですから、体にピタッと来る方にはやはり効き目が早いようです。

 

ただ一部では効果も高い分、胃の調子が悪くなった、下痢気味になった、尿が泡立ってしまったなどの副作用が出た方もいるようです。

 

ルビーナの場合は体に合うかどうか確かめるためにも初めから大きな瓶ではなく120錠くらいのものでまずは試した方がよさそうです。

 

 

男性でも効果があるの?

 

ルビーナは男性でもいいの?

ルビーナは男性が飲んでも害があることはありませんが、男性の更年期と女性の更年期では仕組みが違うため、男性が更年期対策として飲む場合は効果がありません。

メーカー側もここは明記しています。
(詳しくは→男性の更年期障害の症状と対策

 

男性の場合は大豆イソフラボンも効果ないので高麗人参系のサプリメントがおすすめです。

 

高麗人参のサプリメントについて
高麗人参サポニンのサプリ|更年期におすすめはこれ

 

 

まずはいろいろ試してみてください!

 

更年期のお薬はいろいろ試して

更年期のお薬、サプリメントにはいくつかの種類があります。

 

このルビーナや命の母のような漢方系の市販薬(他にもツムラのラムールなどもあります)。
大豆イソフラボンで女性ホルモンを補うタイプの更年期サプリ。
高麗人参のサポニンで自立神経の乱れを正すサプリ。

 

どんなタイプのものが自分に合うのかはかなり個人差があります。

 

飲まないよりは飲んだ方が絶対にいいと思います
(きっとこれは多くの人が感じてるはず!)

 

ですが、ぜっかくならより自分に合ったものを見つけたいものです。

 

「更年期対策のサプリやお薬、あんまり効果ないかな・・もういいかな」と思う方でもタイプを変えてみるとびっくりするくらいぴったりくる方もいるのです。

 

是非「これだ!」というものが見つかるまでいろいろ試してみてください。

 

長い更年期、我慢をする必要はありません。
体をいたわって快適に過ごしましょう!